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想像力

 

生産年齢人口(15～64歳）は、平成７（1995）年の8,717万人をピークにその後減少を続け、平成42（2030）年には7,000万人を割り込み、平成62（2050）年には5,389万人に達すると言われています。
現在の生産人口は40年経てば大半が存在しなくなります。
とりわけ、生産者としての経験を積む30才以上の人間がごっそりいなくなるということです。
各分野でのエキスパート、経験者。
福島原発の終息も原子力利用自体の方向性を見出せないまま、10年経ち20年経ち、直ぐに40年が過ぎます。
であれば、同時進行的にその分野のエキスパートを早く育て、この経験を将来に向けて活かす準備も急がれるのではないでしょうか。
 

数々の大問題を残しながら、責任者は生産人口の減少した日本の将来に危機感を覚えないのか。
後に続くものに、過大なる荷物を置き去りにしたままでいいのだろうか。
我が身の現在に終始し、大局観に立てない想像力に欠けた人間の多いこと。

 

核の存在、テロや戦争も日本の将来も、想像力があれば容易に恐怖は見えてくる。
人間には頭脳と共に心を持った想像力が大切であろう。