相続相談について

相続相談について~相続は譲る心と感謝の気持ち~

「ご先祖様や親から預かってきた財産は相続人に伝えていくべき大切な財産には違いありません。
しかし、その財産のために自分や相続人の大切な人生そのものが振り回されてしまったら意味がありません。
一番大切なのは、財産を持っている人や相続人の人生そのものです。その人生に役立つ財産であってはじめて意味があります。
たとえ少なくとも相続できた財産に感謝し、自分の人生観や価値観に基づき心にゆとりある人生を楽しみ、その相(すがた)を次の世代に伝えていく。
こうした考え方こそが正しい相続の姿ではないでしょうか。」

これは、私が尊敬するNPO法人相続アドバイザー協議会副理事長野口賢次先生の言葉です。
「一人でも多くの人に幸せになってほしい」
仕事を通じて円満相続の一助を担えることができるなら、こんな嬉しいことはありません。

何が問題で何が不安…

  • 相続の手続きは…
  • 相続税はかかるのか
  • 誰が財産を相続できるのか
  • 相続させたい子、させたくない子
  • もし借金があったら保証人になっているけれど…
  • 土地建物、分けられない財産が…
  • 子供がいない。義理の兄弟姉妹と不仲な遺される妻が心配だ
  • 財産が唯一の不動産に住んでいる。他の相続人も権利が…
  • 面倒をみてくれた嫁に財産を残したい
  • 不動産を処分して分配したいが売れるのか
  • 特定の人間に財産を多く残したい
  • 相続人が多い。代襲相続者がいる
  • 障がいがある子どもの将来が不安
  • 親が認知症

相続で争いが起こる理由etc

  • 遺言書の内容が不公平
  • 遺産の範囲が決まらない
  • 遺産の評価額が確定できない
  • 取得割合がまとまらない
  • 相続人以外(連れ合い、親戚)の関与でもめる
  • 介護の負担でもめる
  • 財産は自宅だけでもめる
  • 不動産の評価でもめる
  • 前妻の子、愛人の子
  • 相続人それぞれに言い分がある
  • 少額でも感情的な部分でもめる
  • 分けられないからもめる
     (相続財産の約60%を不動産が占める)

誰にどう相談すればいいのか…

イラスト

かかりつけの医師がいるように、相続についても、気軽に相談できるところが必要ですね。
さて、部分的における専門家が、果たしてあなた固有の問題点を斟酌し解決の道筋を指示してくれるでしょうか。

「兄弟姉妹がいつまでも仲良く」は親の願いです。
相続が争う族とならないためにも、全体を把握し、問題点を洗い出し、心配な事(症状)を解決してくれる水先案内人がいれば安心ですね。

相続前の、予防的相談。あるいは相続発生後の相談。
例えば症状に応じて専門科(家)を紹介してくれたり、専門家との連携により、ご相談者様を適切に最後までサポートをしていく存在。
それが相続アドバイザーです。

相続アドバイザーの役割

今までの相続の仕方・・・それぞれの専門家に依頼することから、専門家同士の意思の疎通はほとんどなく、それぞれのプロが各自の仕事をしているに過ぎない。
⇒ 何処に行けば、誰に訊けば・・・相談者の混乱を招き非効率。

相続アドバイザーは相続の個別の問題ごとに各分野の専門家・業者と連携し、生前における対策・直前における対策・相続発生後における対策をタイミングごとに整理し、「争族」とならない円満相続の道筋を示し、お客様をサポートします。

ご相談者様
  • 生前贈与・もめない対策
  • 柔軟な財産管理と積極的な資産承継
  • 遺言・遺産分割
  • 障がい者支援対策
  • 認知症対策
面談・ヒアリング アドバイス・報告・提案
相続アドバイザー 相続ドクターネクスト
問題点把握・意見調整 依頼・業務処理
専門家
  • 司法書士
  • 行政書士
  • 弁護士
  • 税理士
  • FP
  • 宅建業者
  • 生命保険業者
  • 土地家屋調査士
  • 不動産鑑定士

相続アドバイザーの役割

  • 広範に渡る知識と適切な専門家を活用し、相続の最初から最後までをサポートします。
  • 相続人の意思を尊重(相続人の事情に会わせる)しながら専門家のまとめ役になります。
  • 専門家が案やノウハウを提供し合い、お客様の円満相続を成功させるために専門家と協働します。

相続の要点

相続対策と専門家

生前
  • 相続税対策(税理士・宅建業者・生命保険業者)
  • もめないための対策(行政書士・司法書士・生命保険業者)
  • 推定相続人の把握
  • 相続財産の調査
  • 遺言書の起案と作成(争族対策)
  • 任意後見制度の利用(認知症対策)
  • 家族信託の活用(相続対策・認知症対策)
  • 土地の有効活用(節税対策)
  • 生前贈与(節税・納税対策)
  • 生命保険徹底活用(納税力の確保)
  • 遺留分対策の為の生命保険活用
  • 不動産管理会社設立
  • 不良資産の整理
  • 相続時精算課税の検討(節税対策)

Point(生前対策)

  • 対策は連続性をもっています
  • 真の対策とは・・・祖父母、親子、孫さん世代の人生設計
  • お元気な間にできることを。(揉めないための生前対策が大切)

争いを防ぐ円満相続の優先順位

1.争族(分割)対策 2.納税対策 3.節税対策

相続開始後の手続きと専門家

死亡
  • 死亡届・葬儀・火葬
  • 生命保険の請求手続き(生命保険業者)
  • 未支給年金・遺族年金の受給手続き
  • 遺言の有無の確認(行政書士・司法書士)
  • 相続人調査(行政書士・司法書士)
  • 相続財産調査・債務の確認(行政書士・司法書士)
3ヶ月以内
4ヶ月以内
  • 相続放棄・限定承認(司法書士・弁護士)
  • 所得税の準確定申告(税理士)
10ヶ月以内
  • 遺産分割協議・協議書の作成(行政書士・司法書士・弁護士)
  • 遺産分割調停・審判(弁護士)
  • 遺産名義変更(司法書士・行政書士)
  • 相続財産の売却・換価(宅建業者・遺品整理業者・建物解体業者)
  • 相続税の申告・納付(税理士)

Point(相続開始後もできることはある)

  • 相続手続きのプロセスを理解し、期限までのスケジュールを組み立てる
  • 小規模宅地の特例適用等、分割方法の検討
  • 二次相続をも考えた分割

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