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自分のケツは自分で拭け!

先日、NHKで、コピーライターの糸井重里氏と矢沢永吉氏によるトーク番組がありました。

今年61歳になる矢沢氏ですが、今なお、アーチストとしてエネルギッシュに最前線を意欲的にひた走っています。
苦労の若い時から今日まで、常に前を向いての生き様に共感して、ファンは、長く応援し続けるのです。
 

人生途中で、マネージャーの不正により35億という、とてつもない借金を背負った矢沢氏。
さすがに、ギブアップし、自己破産の選択も考えながらも「なにくそ!」と、留まり、自力による返済の道を選び、長い年月をかけ返済。

 

彼の良さは、如何なる時も、逃げずに前を向いて明るいところ。
番組中で彼は言っていました。
「自分のケツは自分で拭け!」
「最近は、見ていると、直ぐに安易に逃げる奴が多すぎる」・・

 

確かにそうだ。
自分のケツを拭けない。自己責任を放棄している人間も多い。
自己利優先の狭小世界に生きる人間が増殖しているようでもある。

 

しかし・・35億の借金を背負った時、奥さんも偉い!
「逃げたってしょうがないでしょ?」

 

矢沢氏は言う、
「俺、その言葉にすがったのよ」
「よし!なにくそ!周りを見返してやる。と」

 

そしてまた彼はこうも言った。
「俺ね、人生振り返ってこう思うの」
「ただのひとつも、俺に不必要なものは何もなかった、って」

 

地を自らの足で歩いて来た彼ならではの、伝わる言葉です。
何時も明るく前を向いている彼を応援しながら、ファンは彼から人生をしっかり応援されているのです。

 

希望に満ちた明るい未来は、自ら一歩踏み出す勇気で掴め!