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人生タペストリー

あの時、あの事、あの人に遭遇しなかったなら・・

振り返る人生には、そんなこと数々あるはずです。
 

私も、一流大学に入って一流企業に入社できるような頭がなくてよかった。
高校への受験勉強は、受験が目の前に迫った一月にやっとやる気の火が付いた。
勿論、そんなんで受かったら一所懸命勉強してきた連中に申し訳ない。
で、やはり落ちた。

 

勉強においては落ちこぼれ的であった私は、お陰で妻に出逢った。
これは私にとって東大にいくより人生価値があった。
受験勉強失敗で大ラッキー!

 

その後、数々変遷があって、ある仕事をしていたある時、店頭にやってきた、随分と会っていない大学の先輩と突然の再会をした。
不動会社で働いていたその先輩が今度独立するという。
あれこれ話しながら誘われて其処に行くことになった。
ひょんな出遭いだった。
それが現在の職に就くきっかけとなったのだ。

 

あの時先輩に遭遇しなかったら、そしてその時、心情と仕事に数々の変遷がなかったら。

 

あれこれ考えると、現在地が端から分かっていても、其処へ行く道はあまりに迷路のように入り組んでいます。

 

その後も、目に見えぬ存在からの指示によって次々と派遣されるかのように、私の周りに援助者は現れました。

 

これはもう理屈ではない。

 

なすがまま、導かれるままに、身を預けるしかないと考えたのです。

 

一心不乱に目の前の人生を、誠実に織っていく。
織り上げる過程と其処に向き合う姿勢に、人生模様が仕上がっていくというものです。

 

やがてその掲げて見た模様はいかなる姿なのか。

 

紡ぐ一糸の誠実が織りなす人生タペストリー。