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新しい時代

10〜20年後の間に、現在日本で働いている職業の49%が機械や人工知能にとって替わられるとの予測が出ている。
その就業人口約2,500万人らしい。

 

遠からず、受付も一般事務もペッパー君がやってくれるだろう。
かっては、電話をかける際には、電話交換手を経由して相手に繋げていたものだ。
ほんの30数年前には、文書作成には、原稿を印刷屋に持ち込み、タイプライターの女性が、罫線を引き打ち込んでいた。発注具合によっては1日がかりということもあった。
タイプライター養成学校もあった。
そういえば、つい最近までパソコン教室なるものがあったが今ではその必要もないのだろう。

 

やがて自動運転により運転手も要らなくなる。
ロボットに介護をしてもらいロボットが手術の執刀をする様な時代。
しかし、自動操縦の飛行機に乗るのは勇気いるだろうな。

 

問い合わせは自動音声によってたらい回しにされながら、
そんななかで、最初から人によって丁寧に対応されるとホッとして、まるで無人島で人に遭遇したかの様に安堵するのも事実だ。

 

教育の場も既に大いなる感違いによって関係者全員が心の判断を放棄している。
人しての基本的な躾や教育というものは、先ずは家でやれ!

 

甘やかし、際限のない利便性の追求に、大切な判断まで他の所為にし、委ね放棄してはならない。

 

どんなに人類が進化しようと、権威を持とうと、
それを司るのは心の判断なのだ。

 

世がどう変化していこうと、必要とされる、人しての王道を行こう。
惰性に生きていれば取り残されますよ。
ゲームやスマホの早打ちができたって何もならない。
自己利、我欲・・自分世界だけに生きてはいけない。
核ミサイルを撃つのも、他所の領土を奪っていくのも、ゲームじゃないんだ。

 

ペッパー君は残業も権利主張だけの文句を言わずにやってくれるかもしれない。
スキルばかりで心も磨かず自己成長もせず、のほほんと生きていれば、やがて職場も心も思いやりさへもペッパー君に、とって替られるかもしれない。

 

そう言えば、昔、カラオケのない時代。
スナックに行けば、カウンターのママが、それぞれ違う客の人生をよく観ていたものだ。
その時の客の心情を推し測りながら..
癒されて客は「じゃあまた」と帰っていく。
懐が深かったんだな。
今は、客が女の子を楽しまさせなければならず、どっちが客かわからない。疲れる〜という話をよく聞く。

 

飲み屋の接客もペッパー君でいいかもしれない。
否、ペッパー子ちゃん。
気が利いて気立ての良い癒し系。