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若さとは

言葉もどかしく、動作に緩慢な、明らかに年齢的に老いていく外見的に捉えられることとは別に、その瞳の奥底にある心の部分までが老いているとは限らないのです。

思い出は今も瑞々しく満々として、野山を駆け巡らせることができているかもしれせん。

物に満たされずとも、童謡に馴染み、その場面が容易に浮かぶ自然に育まれた心は、年老いてもなお養分として、その精神を支え続けることができるかもしれない。
片や、溢れる利便性のなかに、過ぎた合理性と育まれぬ感動に精神までデジタル化した中を生きれば、やがて年老いた時、その心に何が財産として残り、我を支えることができるでしょう。

 

真の若さとは、純粋さを持ち、枯渇しない好奇心と感性を持ち続けられること。
年齢重ねてもいまだはつらつとしている人もあれば、若くして既に何ら魅力を持たない老人化した人もいます。

 

魅力ある人とは、物も権威も外に着飾る人でなく、内に豊潤な心のオアシスを持つ人。