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「YMCA」

西城秀樹さんが亡くなった。63歳。
星由里子さんも。74歳。

西城さんが、野口五郎さん、郷ひろみさんと共に登場したのは、
私が大学生となった頃。

 

私の時代の御三家は、橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦さん。
沢田研二のGSタイガース。
映画「若大将シリーズ」と、歌手としてもヒット連続の加山雄三さんに馴染んでいたのは高校生の時。
「若大将シリーズ」でのマドンナ。
大学生、加山雄三さんのお相手が星由里子さんだった。
素敵だったな。。 青春がポロポロと欠けていく。

人には皆、輝きしき時がある。
歌手や俳優。
多くの人の記憶に留まりながら、スターでもやがては人々の記憶から忘れ去られる。

 

「西城秀樹って誰?」
若い人はそう言う。

 

次から次と登場する今のスターもまた同じ。
やがて記憶の彼方に消えていく。

 

そんなことからすれば、西城さんや、星さんなんて、
とてもとても、長く、存在感を持って人々の記憶に留まったことになる。

 

歌も芸能人も、今、どれだけ厚みを持ってこの先長く存在しえ得る人がいるだろう。

 

スターでさへそうであるから、我々一般人は尚更のこと。
死ねば一瞬。例え肉親でも、悲しみや感慨というものは、やがて消えていく。それが人の心の摂理。

 

それぞれに「生きた」人生があろうと、
そんなこと、周りは知ったことではない。

 

それでも、これから先もふとした折に、
「傷だらけのローラ」「YMCA」は口ずさまれる。
多々無念であったとして、生きた証は西城秀樹さん自身がよく知っている。

 

何もないまま、一歩前に踏み出す勇気も、一所懸命さも持たず、
ただ惰性的に日々を過ごしていけば、何が残るだろう。

 

せめて、誰知らずとも我知る、「生きた」と言える人生を持とう。

 

やがて死する時、
風のように地表を離れながら、人の心に一瞬でも爽やかに留まる人生を。

「恋は紅いバラ」