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Appleには魅力がある

巷を賑わしているアップル社のipad。

ただのPC亜流の代物と思いきや、案外用途は限りなく広そうで魅力的です。

アップルと言えば、ベータ VS VHSのように、その使い勝手は群を抜きながらも、ベータ性能を惜しみつつもVHSによってビデオ分野が制覇されたように、やがてマイクロソフトOSによって時代の片隅に追いやられ、熱烈なる愛好家に支えられながら今を生き残っています。

 

二十年も前に、当時はまだまだ高額だったパソコンが、パーソナルコンピュータとしてこれから普及していこうとしていたとき、まだまだパソコンは、現在のWindowsのようなOSは稼動しておらず、素人にとって、使い勝手のよいものではありませんでした。
そこに存在したのがMacことアップルコンピュータ社のOS。
コンピュータ操作が初心者にはまだまだ難しい時代、当時としては、現在のOSと同じ感覚でマウスワンクリックで動かせたのですから、正に画期的。
MacOSの後追いの形でWindowsが進化していったようなものです。

 

その、広く普及さすべく登場したアップル社のパーソナルコンピュータApple Macintosh Classic。

 

文書作成にはワープロ全盛時。

 

そして世間にパソコンなど慣れるに手に入れるにまだ程遠く、特にMacは高くて50万、100万としていた時代に画期的操作と普及価格20万で売り出された一体型マシン。
コンセプトは、今で言うところのノート型。
手軽に持ち運びできるパソコン。

 

当時TVでは、専用キャリーにこのPCを詰め、背中に背負って街を歩くCMが流れていました。

今考えれば滑稽なCMなのですが、当時、携帯電話は、やはり弁当箱の様などでかいものでした。

 

ところでこのApple Macintosh Classic。
16ビットCPUでハードデスクなんてなく、フロッピードライブのみ。
メモリーも128K。
スイッチオンして画面表示まで、十分一服できる、恐ろしく起動に手間のかかるPCだったのです。

 

しかし、この愛らしい筐体は、現在のiphon、ipadに至るまで、一貫して衰えない、アップル社の心意気を感じます。

 

昔も今も、革新的であるには違いありません。

 

二十年前、当時勤めていた会社にもまだPCのない時、自己投資のつもりで買ったApple Macintosh Classic。
初めて買ったパソコンです。

 

Ipadに相通じるものがあって、今眺めてもなかなかです。
現在、事務所のオブジェになっています。
その内、通電して立ち上がった画面をお見せすることにしましょう。
そうそう、このPC、白黒画面なのですよ。

 

mac