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隣人の付き合い方

我が家は、妻が親しくしている数人の隣人から自宅の合い鍵を預かっています。

先方からの申し出によるものですが、鍵の紛失や緊急の場合にとのことです。
自宅の鍵を他人に預けるなんて、そうそうできるものではありません。
 

江戸の町、熊さん八つあんが登場する長屋では、ある時において、大家も住人の相談にのったりして、それぞれの家庭事情が入り乱れながら、良き隣人の付き合いがありました。
私も子供の頃には、その様な光景がまだまだ見受けられました。
他人の子を隣の親父さんおばさんが、躾において叱ることもまた当然でした。
現代はわが身のことだけ、割り切り、合理主義が蔓延する世相となって、人間関係があまりに希薄に映ります。

 

私はマンション住まいですが、隣の家庭が御老人であったりすれば、
「ゴミは玄関に出してください。出してあげますから」と妻は言い、
また逆に、私に代わって隣のご主人にしていただくこともあります。

 

私の会社では、賃貸管理物件の入居者さんに年賀状を出します。
コミュニケーションの円滑を図ることは多くに幸いします。

 

心の通う人達との付き合い方は、何より自分の人生を豊かにしていくものです。